皆様お世話になっております。
島田市川根町に本社があります株式会社 ENTAMEDICAL(みなり整骨院)の杉本です。
さて本日は僕がトレーナーとして関わっているチームについてのお話です。
では行ってみましょう!
もくじ
野球肘検診
5月8日に僕がトレーニングサポートをしている大井川ボーイズ(中学硬式野球)さんに焼津総合病院の整形外科のDr3名と野球肘検診に伺いました。
これも取り組み自体は2年目になります。
それを大井川ボーイズの公式Instagramで取り上げていただいたのでそれに関してお話しできればと思います。
思いの思った長文投稿にうれしき想い…
まずはこういった野球肘検診に至った経緯をお話しできればと思います。
きっかけはSpolinkJAPAN
はい!出ました!僕の大好きなSpolinkJAPAN。
SpolinkJAPANってなに!!!って人はこちら👇
杉本のこの組織についての好きっぷりが気になる方はこちら👇
…
…さてどんな感じかわかっていただけたでしょうか?
このSpolinkJAPANとの出会いは僕の人生を大きく変えることになりました。
そして今回静岡の、そして静岡県内でしかも志太榛原地域という超絶地元でこういった連携がとれたことは本当にSpolinkのおかげなのです。
というのも焼津総合病院は東大系の病院で、 Spolinkに所属している東京のDrが焼津総合に赴任してくる、ということからこの話は始まりました。
Spolink内には「会員FB」というコンテンツがあり、Spolinkメンバーしか閲覧できないFBグループがあります。そこには「自己紹介」っていうスレッドがあって加入メンバーはそこで自己紹介を残しておくんですね。
それスレッドにて僕の自己紹介を見たDrが赴任するタイミングで僕に連絡をくれました。
そこからのご縁で交流させていただくことになり、普段僕が提携させていただいているスポーツ整形のDrとも会食をしたりしました。
そして「地域レベルで何かスポーツに関わる活動をしたい!!」というDrのご要望に応え、僕がみている高校バスケチームのメディカルチェックをまず行っていただき、そのあとに大井川ボーイズさんに向けて野球肘検診を昨年行いました。
2名の整形外科医が自前のエコーを2台持ってきていただくという素晴らしい環境で野球肘検診を行っていただいたのです。
ご縁の力
1年目に野球肘検診を行ったDrは2年目には他病院に転勤してしまって参加できなかったものの、1年目でご一緒したDrが2年目は中心となり整形外科部長、研修医の先生と共に来てくださいました。
1年目に繋がらせていただいたDrはいなくとも、こういった感じで流れができ継続できていることは本当に焼津総合病院のDr陣の懐の深さが全てなんですが「地域レベルでの連携」は僕が目指すところだったので形になって本当に嬉しく思います。
何を隠そう、以前僕のフットボーラーズアンクルのオペをお願いしたのも2年目にご一緒したDrですし、なんならその時にまだ焼津にいたDrと先日東京で日本酒の会でご一緒しました。笑
縁って本当にプライスレス。
大井川ボーイズの魅力
さてSpolinkについて語り出すと止まらないのが僕の悪い癖ですが、好きなものはしょうがありません。止まらんです笑
さてこの大井川ボーイズさんは立ち上げて今年で3年目になるのですが、立ち上げる際にこれまた色々なご縁があって監督さんとお話しする機会がありました。
そこで僕はかなり大きな衝撃を受けることになります。
それは中学野球を「育成」と位置付けて週2回の練習で行く!という方針を持っていたからです。
これは本当にびっくりしました、
正直野球に対しての固定観念がぶっとぶような想いでした。
というのも…
※ここからは野球界に批判的な内容ととる方もいるかも知れません。
気分を害される可能性があるかたはここで離脱をお願い致します。
さてではここから僕の想いをお話しさせていただきます。
杉本の野球に対する偏見
結果論を言えば「選手を潰すスポーツ」と認識していました。
というのも、小学校・中学校で肘や肩を壊す子があまりにも多かったからです。
最悪のケースはOCD(離断性骨軟骨炎)を引き起こしてしまい中学2年生でオペを行ったことです(当院の患者さんです)
これも小5から通院してくれていた子だったんですが、久々に来院した時に肘の痛みを訴えてきたんですがその時にはかなり悪い状態でした(お父さんも患者さんで肘の痛みについて相談を受けていて来院してもらいました)
そしてOCD疑いの状態で整形外科に行ってもらったところかなり濃厚な感じになりました。セカンドオピニオンを希望されていたのでSpolinkの放射線科のDrに相談させていただきご意見を伺いました。
それを踏まえU-18の日本代表のチームDrがたまたまSpolinkに所属していて静岡県内にいらっしゃったのでアポを取らせていただき診ていただくことになり、最終的にはオペをしていただきました。
こういったこともあり、オペした子に色々な話を聞くと
①痛いと監督になかなか言えない
②練習量・時間が多く長い
③根性論が残存
④メンバーが少なく休んでいられない
などと色々な問題点が浮かびました。
そしてこれを聞く限り、僕らの時代のような超絶体育会系の名残があるようにも感じました。
僕自身が怪我が多かった過去もあり、重ねてしまった部分もあるのですが「その競技が好きなのに怪我をしてしまって出来なくなったから引退」っていうのは本当に避けたくて、それ故にいいイメージを持っていなかったのです。
ただ、違った。
大井川ボーイズの監督さんとお話しさせてもらった時にともかく感銘を受けたのが
①育成という認識(勝利至上主義ではない)
②練習時間の適正化
でした。
①に関していうと「野球をやっている子たちがどこでピークを迎えたいのか?」っていうところです。子供たちに聞くと大体は
・甲子園に行きたい
・プロになりたい
の2択です。
ただその2つの目標に達するまでにオーバーワークで肘や肩を怪我してやりたくてもやれない状況の選手が多いということです。
ともかく致命的な怪我を負ってしまう子が多かったのです。
その理由は
①勝つための野球で酷使している(勝つことが最優先事項)
②子供に2部練の集中力が続かない_(集中きれる→怪我_)
であればそりゃ怪我するんですよ。
それをしない!!っていう監督の思いに激しく共感した訳です。
なのでこう言って今でもメディカルチェックを含め一緒にやっていきたいな!!って思った訳です。
予防の重要性
この活動を通して僕が取り組んでいることは
「未然に予防してそもそも怪我しない体つくり」と「リスクファクターがある子の早期発見」だったんですね。
怪我してしまったものを対応するのって思っている以上に大変です。
なので僕はトレーニングパートで「怪我をしない体つくり」のサポートを。
Dr陣には早期発見のための検診をお願いした訳です。
エコーでもわかることはたくさんあるんですが、僕は僕が得意としている分野にアプローチをするべきだと思い基本は同時並行で行っている選手の練習のサポートを行ったりしました。
さいごに
いかがだったでしょうか?
途中取り乱してしまった部分はあったのですが「休ませたくても休ませてもらえない率」が高いのは野球のイメージを持っていました。
どちらかというとボトムアップではなくトップダウン方式が多い野球界だからこそ起こりうるのかも知れません。
僕自身が怪我でバスケを挫折しているので、好きなのに100%のパフォーマンスが怪我によって出来ないなんて悲しすぎるじゃないですか。
そういった子供が一人でも減るように杉本は精進していきます。
ではまた!
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