山田選手の怪我について

さて本日はとある選手のnote についてです。

ではいってみましょう。

山田大記選手のnote

怪我について

まずは山田選手のnoteをご一読ください。

リリースにもできている様にジョーンズ骨折（２度目）の負傷をしまったとのことです。

このnoteを読んで思うこと

この骨折がどんなものかは山田選手のnoteを読んでくださいね。
すごくわかりやすく説明してくれています。
正直、ジョーンズ骨折は初回だけでもかなり復帰までが不確定でうまく骨がくっつけば復帰、くっつかなければオペみたいなものです。

香川選手なんかも以前負傷をしてオペをしていますね。
ともかく骨がくっつきづらい場所なので負傷すると非常に厄介なものなのです。

それが２度目ということでその心境は本当に辛いものだと思います。
また肉離れで最近まで離脱していて徐々に動ける様になってきたような時期での怪我ということで本当に想像を絶します。

ただその現実をしっかりと受け止め、その上で自分が最大限できる選択肢をメディカルチームと話し合い選択し、ベストを尽くす方法に進もうとしている姿は正にアスリートの鏡ですね。

1日も早い復帰を祈りつつ、無理はしないでほしいなっていう思いで複雑です。

山田選手の人間性の高さ

これは関わったことのある方なら知っていると思うんですが、本当にファンサービスが丁寧で細やかですし、ファンの方の顔なんかも良く覚えています。

オフザピッチでもプロフェッショナルな部分が本当に多く、ファンに愛されている理由はそこにもあると思います。

実は、ってこともないんですが山田選手は藤枝東の後輩になります。
僕はバスケ部でしたがサッカー部の主力組と仲が良かったのでそれもあってか在学中も顔を合わせることがありました。

1月2日に藤枝東校であるサッカー部の初蹴りでも１年に1回会うか会わないかくらいだったんですが、数年ぶりに会った時でもちゃんと覚えてくれていました。

またドイツにいて日本に戻ってきていた時に何かのイベントをしていて、たまたま居合わせた時も気づいてくれました。

5/8にはブルーレヴズ戦の後に車を停めていたのが関係者用の駐車場だったんですがそこで僕は救護の仕事終わり、山田選手はプライベートでブルーレヴズの選手の応援（旧ヤマハなので知り合いが多く応援に来ていたとのことでした）だったんですがその時もすぐに気づいてくれました。

僕は顔を覚えるのが本当に苦手なので正直信じられないんですよ。
だってプロ選手になれば関わる人の数は桁違いだし、ファンもたくさんいる中でちゃんと覚えているっていうのは僕には想像がつかないことです。
（だからこそファンの方はよりファンになってしまうとおもうんですが）

その時も怪我がだいぶ良くなってきて早く合流したいって話もしていましたし、それだけに今回のことは僕も感情移入してしまいました。

ジュビロの山田大記選手っていうよりは藤枝東の後輩のっていう風に考えてしまったのもあるのかもしれませんが、何かできることはないだろうかとチームのメディカルがいるのに考え込んでしまいました。

アスリートと怪我

これはもう一言「しょうがない」です。
プレーのステージが上がれば上がるほど運動強度も上がって受傷リスクは上がります。
また試合頻度も増え、疲労の蓄積だって起こり怪我の受傷リスクはさらに高まります。

僕は関わる選手が大きな怪我をしてしまった時にまずは
「怪我をした時よりも強くなって戻ろう」という話をします。

怪我をして落ち込むのは当たり前です。
ただ「怪我をした」という事実は変わりません。
そうこうしているうちにも時間は無常に過ぎていきます。

怪我をした瞬間からリハビリは始まっています。
患部は安静にしても、患部外はトレーニングできたりとやることって意外と多いんです。

だからやれることをどんどんやってこう！！っていう風にして二人三脚でリハビリをしていくんですね。

さいごに

今年３４歳というのは選手の中でもベテランに入ってきます。
その中で大きな怪我をしてしまったことは今後の選手生活も含め相当な悩みだと思います。

ただそれを真摯に、自分の言葉でファンに伝える姿は本当に山田選手らしく、ジュビロで１０番をつけている選手はこういう選手なんだなって思いました。

技術などはもちろんですが本当に人間性の高い選手だと思います。

一先輩、なんていってしまうと偉そうですが、一ファンとして1日でも早い復帰を、そしてピッチでの姿が見れることを楽しみにしています。

いまはまずゆっくりと休んで。
今しかできないことをやって家族との時間も過ごしてもらえたらと思います。

ではまた。