【幻想的！！】蛍鑑賞会＠抜里（ぬくり）

さて今回は川根町の素敵なスポットのご紹介です！

みなさんは蛍って最近見ましたか？
僕は今回十数年ぶりに蛍を見ました！
その様子を伝えていければと思います。

では行ってみましょう！！

蛍が見れる？？

僕が高校生の頃（１７年くらい前）までは実家の裏にはまだ自然の川が流れていてそこでは数匹ですが蛍を見ることができました。
（※現在ではU字溝が入って川が整備されてしまってもう見られなくなってしまったとのこと）

正直当時はそんなに珍しいものとも思わず親から言われたところで「ふーーん」くらいのリアクションでした。

しかし、その後の人生生きてみて蛍と遭遇するなんてことはありませんでした。
綺麗な川じゃないと育たない蛍。

そして儚い命の蛍。
こんな風に書くと色々考えさせられちゃいますが、実際に考える作品があるんですよね。

遭遇するのは夏休みくらい。つまりこれですね⏬

僕ら世代くらいまでがせいぜい知ってるであろう悲しいけど当時のリアルを描いた「火垂るの墓」。

僕はこれを見るたびにえづくほど泣いた記憶があります。

なのでこの映画を見てから少し「ほたる」っていうキーワードに対してネガティブなイメージをもっていたのかもしれません。

そしてその中で戦争の残酷さを痛感する作品でなんで「蛍」じゃなくて「火垂る」なんだろうと思っていました。

ちょっと調べてみました。

「火垂る」の理由

こちらのブログより抜粋。

故にって訳じゃないんですがわざわざ蛍を見に行かないと蛍が見えない環境にいつの間にかなってしまっていたんですね。

というわけで貴重な蛍

当院の患者さんがこの蛍の養殖を地域でおこなっている方で「鑑賞会があるから見においで！」と誘ってくれたのです。

うちの嫁さんに話すと「蛍見たことない！」ということでした。
当たり前ですがうちの子供たちも見たことなんてありません。
両親に言ったら「そういえば最近見ていないね」と。

なので家族で見に行くことになったんですね。

川根町は自然が多く残っている場所で、水も山からの綺麗な湧水が流れています。
抜里（ぬくり）地区ではその清流の中で蛍を養殖して放流し、こういった鑑賞会を開催しているそうです。

というわけで見に行ってみました

１８：３０に現地に着いたんですが、夏至近辺だったのでまあ明るいこと。笑

こうやってみるだけでもなかなかの山の中に見に行ったこがわかりますよね🙆

ここがメインで鑑賞する場所でした。
地域のおじさんたちがガイドしてくれます。

スローで良き時間が流れています。ただ若干早く来すぎた感も否めず、色々探検がてら散歩もしたんですが子供らは飽きモード突入。笑

しかし１９：２０をすぎるとかなり暗くなりました。

その時の様子がこちら。

実際に目で見るのとカメラでとるのはやっぱ違うのでしょうがないんですが僕の脳裏にはしっかりと蛍が乱舞する様子が刻まれています。

こういうのは記録より記憶ですね。

これは後半で近くに来た蛍が見えます！

川向こうの林の中に蛍が数十匹いたんですが残念ながらスマホでは光が拾えず…

近くならこれだけわかるんですね！

柔らかい緑の光はなんだか癒されます。

子供たちも「きれい〜！」って喜んでいたのでよしとしましょう！
来年は19時以降に行こうと思います。笑

さいごに

いかがだったでしょうか？

みなさんも蛍ってしばらく見ていないんじゃないでしょうか？
昔の当たり前が今の当たり前でないことも増えてきましたが、こういった自然に関することでも環境破壊などでなくなっていますよね。

お金を払えば見れるものではなく、こういう尊いものを子供達の経験として残していければと思います。

子供たちに色々経験してもらって、少なくとも子供の頭の中には「蛍を知ってる」「蛍を見た」って記憶が残っていつか昔話をした時に思い出してほしいです。

お金がたくさんあることが豊かではなく、
こういう感性を磨くような経験をたくさんしてもらうことが人生を豊かにすると信じて、我が家は子育てをしていこうと思います。

ではまた！