＜閲覧注意＞鉈でざっくり指先負傷

さて今回は久々にやらかした話になります。

鉈の攻撃力の高さと怖さを知った３５歳。
やってしまった時の心境やら知っていただければ幸いです。笑

ではいってみましょう！

なぜ鉈（ナタ）を使う必要が？？

これはテントサウナ事業で薪ストーブを使う上で燃料となるために薪が必要になるんですが、間伐材なんかを知り合いからもらったりするんですね。

ただ、丸太のままだと木が乾かないので木を割ったりして干しておかないと薪を燃やす時に水分が邪魔して燃焼がスムーズにいかず温度の上がりが悪くなってしまうんですね。

そのために空き時間を見ては、ナタでパカパカ割っていたんですが作業にも慣れてきた時に悲劇が起こります。

ナタでザクっと

大きな木を割るときは気を張って作業していたんですが、イージーな小さな細い木（焚き付けの時の小枝）を割っている時に事件は起こりました。

こういう気を抜いたり油断している時に大概こういう事故は起こるんですよね。

左手の第２指の PIP(第２関節)を側面からザクッとやりました。
しかもそんな時に限って厚手の手袋ではなく軍手。
しっかり軍手を貫通していました。
骨で止まった感じ。切断じゃなくてよかった💦

最初は「やらかした！あれ？あんま血でない？」なーんて思っていた矢先に溢れ出すほどボタボタ血が出てきました。
慌てて圧迫止血を開始。
そしてすぐに流水にて汚れの排除。
基本的に木しか切っていないナタですし錆もなかったんですが自然界は何があるかわかりません。痛みに耐えながら洗っていると…

目の前が白く…なってきた…

出血性ショックはもう大量出血の時にしか起こりませんが、なぜかそのときは虚脱のような貧血のような症状が出て流水を切り上げて手を挙上しながら圧迫止血して横になりました。

パニックと冷静が混同しているような変な状態で
「やらかしたなー」「縫わなきゃかなー」「この後の仕事に支障あるかなー」っていう思いと
「この程度の出血でもショック症状みたいな出る可能性もあるのか」とか
「まずは流水を念入りにして心臓より高い位置に挙上、圧迫は継続、吐き気はないかなー」なーんて考えていました。笑

とりあえず少し横になったら回復してきたので、止血目的でひたすら圧迫していたものを、創をくっつけるかのような圧迫に切り替えました。
そしてそのタイミングで運転して患者さん宅に訪問しなければならなかったので、左手の親指で創をくっつける方向に圧迫しながら運転しました。

島田到着までおおよそ25分なのでそれくらいの時間圧迫止血を継続すればほぼ出血は止まりました。

「縫う」のも大事ですが自然治癒できれば一番。
けど本当に縫わなくていいのか？っていう疑問は未だ晴れず。
一度専門機関にかかるべきでしたね。
外科でよかったんだろうか…?

処置

とりあえずハイドロ系の絆創膏をして処置。

かなり圧迫止血が効果的だった模様でそんなに出血は見られなくなりました。

ただこの部位を怪我すると色々な場面で第二指の屈曲動作をしているんだな、ということに気づきます😭

もう何をするにも痛い。
軽度屈曲だけでもまた創が開いてしまいそうで（っていうかまず痛くてできないんですが）かなりおっかなビックリ行動していました。
また不意に創の部分に当たるのも痛い…😭

これどうしようもないんでしょうけど、それなりの怪我をしたんだなって痛感します。笑

お風呂問題

さて、もう一つの問題はお風呂問題です。

僕のミッションとして子供たちをお風呂に入れたりする他、洗い物をやったりするんですがこの創の部分をなんとか濡らさずに行えないかどうか悩み出します。
それこそハイドロ系に限らず絆創膏は水には弱く水の侵入によって粘着面が弱くなり創がふやけてきてしまいます。

またお風呂や食器などの洗い物も創にふれる水が清潔かどうか悩ましいところです。

そこで杉本考えました。

なんとジャストフィット。
全く水は入ってきません！！

むしろ水が入るどころか指先の色が変色してきたような…笑

ここは偶発的に止血状態になってしまったんですが１５分くらいでお風呂入れてドライヤーまでなら全然できてしまいますね！

外した後は若干色悪かったですが少しずつ回復してきました笑

けど全く濡れてはないですしこれはこれでいいと思うんですよね。
ビニールを装着するよりよっぽど安定するので是非お試しあれ！笑

⚠️閲覧注意

※ここから実際の創の写真が出ます。

苦手な方はここで退出してくださいね。

ではいってみましょう！

これは負傷後2日目。
水に触れた後だったのですこし患部がふやけていますね。
こうみても意外とザクッと言ってるのがわかります。

3日目。
この写真を撮ったときはふやけているかんじはなかったですね。
皮膚の感じも少し落ち着いてきてはいるんですが指を屈曲する動作はまだ痛みがありました。

そして5日目くらいにはかなり水につけても大丈夫な状態になっていたので調子に乗って子供の洗髪なんかもしていたんですがここでまた事故が起こります。

子供の髪の毛を洗い流す動作の際に創口に髪の毛が入り込んで激痛なんて時がありました。
やはり油断をしてはいけませんね…

１週間後にはかなりきれいになりました！
人間の治癒力ってすごいですね…

とりあえずみなさん、刃物の取り扱いには十分注意してくださいね！（当たり前

さいごに

今回は自分の失敗談を記事にしてみました。

トレーナーや救護の仕事をする中でも出血の対応をすることはあります。
ただ、刃物の出血っていうのは久々の対応でした。
なので自分の体で経験できたのは非常にいいことなんですよ笑

こういう失敗を自分の糧にできるようにポジティブに捉えてまたいい経験ができたとしましょう。笑

みなさんも怪我には十分おきをつけくださいね！

ではまた。