皆様お世話になっております。
株式会社 ENTAMEDICALの杉本です。
さあ今日は3月7日!!
みなさんご存知!!「サウナの日ですね!!」
最近サウナの投稿も多いんですが、サウナの具体的になにが良くてどんな風なメリットがあるのを今日はご紹介できればと思います😊
以前、こちらのブログでオススメの場所の企画にて「サウナしきじ」をご紹介しました。今日はそのサウナの魅力についての解説ブログになります!
では言ってみましょう!参考図書はこちら👇
(今回は久々に対話形式です!!)
もくじ
サウナ界にもついにエビデンスが!!
サウナの教科書👇
医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか? [ 加藤 容崇 ] 価格:1,540円 |
サウナの教科書 電子書籍版
医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?【電子書籍】[ 加藤容崇 ] 価格:1,386円 |
こ、これは!!??
サウナ好きのDrとして有名な加藤容崇(やすたか)先生の名著ではないですか!!
僕も代表から勧められて拝読させていただきましたが、サウナの効果についてエビデンスに基づいて理解できたことでサウナの良さを誰かに伝える際にグッと説得力が増しました!!!
そうそう!加藤先生の本のおかげで僕も「なぜサウナがいいのか?」について自信を持って伝えれるようになったよ。
簡単ですが加藤先生のご紹介を👇
加藤容崇先生
・通称「サウナ教授」
・慶應義塾大学所属
・日本サウナ学会代表理事
・医学部腫瘍センター特任助教授
僕もいつかは「サウナ」が名前のどこかについて呼んでもらえるように頑張らねば…
(このアカウントも育てねば…)
では本の構成を見ていきましょう。
本の構成
この本をざっくり分けると…
①なぜサウナで仕事のパフォーマンスが上がるのか?
②最強効果を出す、医学的に正しいサウナの入り方
③ここまでわかったサウナの科学
④目的別・こんな時にはこの入り方
⑤日常生活へのサウナの取り入れ方
⑥サウナドクターに聞くQ&A
こんな6つの段落に分かれています!
そして当ブログでは特に②のサウナの入り方と③のサウナの科学について触れていきたいと思います。みなさんにサウナの良さを伝えていく上で非常に重要なのは感覚的なことではなくちゃんとデータや根拠で示すという事。
そうするとグッと説得力が増します!!
そこでまずはサウナブームの昨今よく聞く「ととのう」ってなんぞや!!って方も多いと思います。
「ととのう」ということについて少し解説していきましょう!Eくんは説明できる?
…😇
えー「ととのう」ってどういうことかですよね?
…あれですよ、長谷部選手の!心を整えるってやつです!!
は、はい!ととのいました〜😂
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 (幻冬舎文庫) [ 長谷部誠 ] 価格:715円 |
(高校の先輩のやつ…笑 邪険にできないじゃないか!笑)
長谷部選手の本は名著で、たしかに心のととのえ方がのっているね!近いものはあるけどもっと具体的に説明して欲しいな!
Mちゃんは分かる?
んー私は岩盤浴派なのでサウナっていう感じじゃないんですよね。だけど暑いところから涼しいところに出ると気持ちいいし休憩しているとぼーっとしてくるのがそれなんですかね?
「どうしたらととのう」のかは具体的に良くわかんないですね…
(あー岩盤浴行きたくなってきた…今日は仕事終わったらいってこよ🤤で、帰宅したらレモンサワーでキュッと🤤)
「ととのう」とは?
「ととのう」というのはサウナ→水風呂→外気浴(休憩)によって得られる恍惚状態・トランス状態のような事をいいます。
(難しい表現をすると「血中に興奮状態の時にでるアドレナリンが残っているのに、自律神経はリラックス状態の副交感神経優位になっている稀有な状態のこと」)
※「ととのう」というバズワードは、クリエイターのタナカカツキ氏によって世の中に広められました。2011年に書籍『サ道』がPARCO社から発行された後、2016年に講談社からマンガ『サ道~マンガで読むサウナ道~(1)』で「ととのう」が登場、その後2019年にはドラマ化された。抜粋元
ととのうことで僕は以下の感覚を得ることができます。
①座った瞬間に心臓の鼓動がどくどく聞こえ、手足が痺れた後に快感が押し寄せる感覚
②頭がふわふわする感覚
③聴覚・味覚・嗅覚などが敏感になる
④多幸感に溢れ、ぐるぐると異次元に飛ばされるような無我の境地
ともかく超絶気持ちいいんです!!
サウナの一連の流れは簡単にいうと「人体にとって非日常的な危機的状況」を体感することといえるでしょう。
以下ではサウナの流れについてご説明しますね。
サウナのおおまかな流れ
1)サウナ
まず初めに超高温化によって極限まで熱せられた体が生命の危機を感じます。
2)水風呂
次に水風呂によって急激に冷やされる事で更に逆方向の生命の危機を感じます。
体内では自律神経や心拍、脈拍、血圧、血流量、脳内ホルモンなどをコントロールしてすべての力を総動員して環境に適応しようとします。
3)外気浴(休憩)
そしてここでも「ととのい」にかかせないのが外気浴(休憩)。これを行う事で、ようやく生命の危機を脱したと判断した人体は、エネルギーの浪費が止まり、動作が軽くなった脳がサクサクと動き始めます。
イメージでいうとフリーズや動作が重いPCやスマホを強制終了すると無駄に開いていたプログラムなどが終了されて、再起動した時に動作が軽くなっている感じだと思います。
あとはこのサウナ→水風呂→外気浴(休憩)の繰り返しです(基本は2〜3セット)
なんせこの「水風呂」が大事なんです。
「サウナは好きだけど水風呂は嫌い・苦手」って方はたくさんいるんですが、この水風呂の重要性っていうのを理解してもらいたい😭
そこでご紹介したいのが、「サウナとは水風呂である」と名言を残したオリエンタルラジオの藤森さん。
水風呂は本当に大切な存在なのです。(以下に参考動画貼っておきます)
これがないと急激な温度差がないため「ととのい」を得辛くなってしまいます。
こちらも見やすいのでおいておきますね👇
動画でサウナを学ぶならこちらの動画がキャッチーでみやすくて個人的にはおすすめです。
医学的に正しいサウナの入り方とは?
医学的に正しいサウナの入り方(目次から抜粋)
①「サウナ→水風呂→外気浴」を3〜4セットが基本
②80〜90度のフィンランド式サウナが最強
③サウナ室の温度は場所によって違う
④サウナ室で足をあげるほうがいい
⑤「ロウリュ」は少量ずつ、様子をみながら
⑥危険な熱波(アウフグース)には要注意
⑦サウナ室をでる時間は心拍数を目安にするのがベスト
⑧体感を目安にするなら背中の真ん中が温まった時
⑨水風呂に入るときは大きく息を吸い、吐きながら入る
⑩水風呂の温度は16〜17度付近が最適な理由
⑪水風呂は、浮遊が理想
⑫水風呂を出る目安は気道がスースーしたら
⑬外気浴は「気持ちよさ」最優先でなるべく横になる
⑭真正「ととのい」タイムは約2分
⑮ととのうために最重要なは動線
では、上記にあげたもので僕が特に伝えたい部分を解説していきますね。
①「サウナ→水風呂→外気浴」を3〜4セットが基本
僕がサウナに一番求めているのは「自律神経の調整」です。
これを踏まえてお話ししますね。
僕は正直、自律神経を整えるために一般的に行う「無」になるために行う「瞑想」や「座禅」というのが苦手です(というかできません)過去には仕事などのストレスにより自律神経が乱れ、体調を壊しました。その時にサウナに救われたのです。
加藤先生もおっしゃっているのですが、サウナで重要なことは「自分自身が気持ち良いこと」です。気持ちよさの追求をしていくと「自律神経が活性化」し、気分転換もできるので行き詰まったところから脱却することができました。
その際に「ととのい」を感じるために必要なターン数が「サウナ→水風呂→外気浴」の流れで2〜3セットというところです。時間にすると1時間半くらいでしょうか。
③サウナ室の温度は場所によって違う
これは常識的なことですが天井に近ければ近いほど熱気は上に行くので上段は熱く、下段は温度が低いです。サウナ上級者は上段、ビギナーは下段から行い、体調と相談しながら無理しないことです。「気持ちよく汗をかくこと」が何より重要です。
⑤「ロウリュ」は少量ずつ、様子を見ながら&⑥危険な熱波(アウフグース)には要注意
⑤と⑥はまとめて説明しますが、要は火傷のリスクがあるということです。
ロウリュも一気にかけると一気に温度上昇します。
アウフグースも悪ふざけして仰ぎすぎると皮膚の火傷に繋がります。
楽しく・気持ちよく行うために、ご一緒している方が熱がっているのを面白がって行ってはいけません。「気持ち良いこと」が重要です。
⑦サウナ室をでる時間は心拍数を目安にするのがベスト
これは非常にわかりやすい目安です。
特に湿度が高めのサウナに入ると、コップの結露のように汗ではないけど汗に見えるものがあります。これを誤解し、「あー汗かいたなあ」と出てしまうのは非常にもったいないです。
なので自分の平常時の脈拍数の2倍になったらサウナから出るようにしています。
サウナ内には大体12分計というものがあります。
僕はこれを利用し、10秒間の脈拍を取り×6して計算をします。僕の平常時の脈拍は大体60〜66回/分。(10秒間だと10〜11回)なので120〜132回/分(20〜22回/10秒)になるとかなり負荷が出ているのでサウナからはでます。
こういう目安があると自分の体の状態を客観的にもわかりやすいので、目安にしている脈拍まで達していないけどサウナのい入ってられない場合などは体調不良や疲労が強いのだと認識しています。
⑩水風呂の温度は16〜17度付近が最適な理由
人体にはTRP(Transient receptor potential)受容体という温度センサーがついていて生命が危うい温度になると痛みとして現れて危機として教えてくれるものです。
高温側ではタンパク質が変性する42〜43度付近でそれを超えると痛みになり、
低温側では16〜17度付近より下がると痛みに変わります。なので「快適な範囲内の温度=痛みを感じない」のが16〜17度ということになります。
温度が低すぎる水風呂に入るとドーパミン(快楽物質)が出すぎてしまい、サウナ依存症になるためお勧めはできません。
温度が低ければ低いほどいいわけではないということですね。
ちなみに僕が入った水風呂で一番低いのはウェルビー福岡の強冷水風呂で4度です。
もう、痛い。笑
僕のTRP受容体がビンビンに反応していました笑
⑫水風呂を出る目安は、気道がスースーしたら
水風呂に浸かることで冷やされた血液が全身を1周するのに約1分かかります。冷やされた血液が一巡して軌道に戻ってくると、気道表面と肺から来る空気との間に温度差が生じてスースーするためです。
また脈のチェックもし、平常時に戻れば水風呂をでるタイミングになります。
🚨注意🚨
水風呂にダラダラ長く入ると深部体温が冷えすぎてしまい、心臓が省エネモードに入るために立ち上がる際に脳への血流が一時的に不足してフラフラしてしまいます。転倒のリスクもあるので要注意。
なるほど…。代表は日々こんなことを意識しながらはいっていたんですね!たしかに客観的な基準があれば誰かに伝える時に基準が明確であったほうが良いし数値化していると即実践できますね!!
はやく教えてほしかったですぅぅぅ!!
(…言ったと思うけどなあ笑)
続きはまた明日!
本当は1個のブログにまとめたかったんですが、ボリュームが多すぎてしまったのでここで一度切らせていただきます。
読む側も5000文字超えるとしんどいですよね💦
ついサウナのこととなると熱くなりがちな杉本です笑
どうせ出すなら3月7日の「サウナの日」が良い!って思って出し渋っていました笑
また続編の「サウナの科学」をお楽しみに!
ではまた!
おしらせ
- 株式会社ENTAMEDICAL
弊社HPです✨ - みなり整骨院
弊社の整骨院・鍼灸院のHPです👍 - ENTAMEDICAL Shop
弊社ECサイトです🙌 - JOBSPORTS(ジョブスポ)
スポーツ現場の多職種連携を学べるカードゲーム!スポーツ現場でどんな職業の人がどんな事をしているのかがゲームで学べます😊 - テントサウナの動画
イベントも計画しています😁 - noteで色々執筆中
僕の幼少期のコンプレックスや社会人までの苦労話を書きました。良ければ一読下さい😂 - 株式会社ENTAMEDICAL(みなり整骨院)
〒428-0103 静岡県島田市川根町身成3462-1
TEL/FAX:0547-53-2444
《営業時間》
●平日・午前 08:30 ~ 11:00(最終受付 11:00)
午後 14:00 ~ 18:00(最終受付 18:00)
●土曜・午前 08:30 ~ 11:00(最終受付 11:00)
午後 14:00 ~ 16:00(最終受付 16:00)
※休業日:火曜午後、木曜日,日曜日,祝祭日