皆様お世話になっております。
株式会社 ENTAMEDICALの杉本です。
さて本日は僕が日々感じる「ギャップ」について書かせていただきます。
以前、こんなツイートをしました。
「人からの印象・イメージ」っていうのは必ずあります。
ただ、それが本来の自分とかけ離れていると相手を意図せず落胆させてしまうことがある、っていうのが今日のお話です。
つまり、自分を良く見てくれてるが故のギャップが発生し、こういうことが起きるんですね。
・外観がボロいお店なのに料理は絶品
・怖そうな顔していて怖い人だと思ったら無邪気で笑顔が素敵
とかがよくあるプラス方向のギャップでしょうか?
「(マイナスニュアンスの言葉)〜なのに良かった(プラスニュアンスの言葉)!」
の構造ですよね。
そしてこれは稀ですが、相手に感動を与え、ファン化・リピートに繋がるパターン👇
「(プラスニュアンスの言葉)なのに想像以上だった(プラスニュアンスの言葉)!」
これは高級レストランに行って、料理やサービスが自分の想像よりも良かった時や
ディズニーランドに行って「やっぱりディズニーは最高!!」とホスピタリティなどに満足している状態が近いと思います。
人間ってこういう自分が想定したものよりも振り幅がある「ギャップ」が大きければ大きいほど心を奪われるんだと思います。
しかしながら今回のものに関しては、「杉本将」というキャラクターがずいぶん美化されてしまったが故にマイナスギャップに悩まされていきます。
もくじ
本来の自分とは?
僕自身の本当の姿は
・だらしない
・すぐやらない
・片付けられない
・朝起きられない
・基本指示待ち人間
です。
両親に聞いて貰えば分かりますが基本的には本当にだらしなくて注意されてばかりでした。
これは完全に甘えもあると思うんですが、「自分がやらなくても誰かがやってくれる」という絶対的な信頼感が両親にはありました笑(クズすぎますね😂)
そして僕はというと「うちの息子は何にもやらないダメなやつだ」というブランディングを長年かけて作り上げ、できないキャラクターを獲得したことで怠惰な生活を送り続けます。
まあ実際、大学4年間は自炊していましたし、正直やればできるんですね。笑
ただただ、めんどくさいだけ。
ほんっっとにめんどくさいんです。笑
やらなくて済むならやりたくない。
本当にダメ人間…
ほんとそれだけの理由で、自分がやらなきゃいけない状況になったらやるっていう省エネタイプの人間なんです。笑
ただし、結婚した今では、守られる側から守る側になりました。
夫婦生活においても僕の方が年長ですし、妻が妊娠・出産・育児なんかの際には確実に自分が動いた方が家庭の運営の上ではスムーズです。
そういう合理性は僕は大好きです。笑
効率もいいので自分が動いた方が、妻の負担は減るし、自分がやってしまいたいタイミングで事が済むのであれば喜んでやります。
(本当に妻や子供から学び、精神的に成長させてもらっています。ありがたき😭)
僕がそういったやる気モードにならなくなったのは過去の出来事にあります。
マイナスのギャップが大発生
みなさんご存知の方もいるかもしれませんが、杉本少年は幼稚園・小学校の頃から体が大きかったのです。
幼稚園の頃から頭ひとつ大きかったんですが、小学校6年の時には170cm超え。なんなら顔も老け顔だったのでまったく小学生に見てもらえず…
小学4年生の時に地元の映画館でドラえもんを見ようとして小学生料金を払おうとしたら呼び止められて「嘘を言うな!!」と信じてもらえず。学生証なんかないから親にまで確認とられるし…
あとはバスや電車の乗車料金もたびたび止められました。当時の僕は
「みんなと一緒に見てくれよ!!」「なんで自分ばっかでかくなるんだ…」と思っていました。
この頃から「成長早いこと」がコンプレックスになっていました。
杉本の心の闇に関してはこちらをどうぞ👇笑
だいぶ闇が深いですのでもし読まれる方いれば少し気合を入れてくださいね笑
だって「見た目は大人、頭脳は子供」の逆コナンで、日々起こることはマイナスギャップばかり。
そんな想いとは裏腹に杉本は成長を続け「杉本くんは体が大きいから」という謎の枕詞がつき、
杉本くんは体が大きいから
・しっかりしてる
・言われなくてもできる
・まとめてくれる
だから大丈夫!!
という他人の「そうであってほしいであろう杉本くん像」というものがどんどん出来上がっていきました。
子供の時は承認欲求が強いので最初は「認められた!!」ってすごく嬉しかったんですが、段々とプレッシャーに変わっていきます。
更に杉本のハードルは上がります。
また、うちの両親は二人とも公務員(父は高校の英語科の教員、母は小学校の教員)
という要因も相まって
・両親が教師だから勉強できて当たり前
・両親が教師だからしっかりしていて当たり前
と、より杉本を美化させる状態でした。
つまり相手から見た時には相当ハードルが上がった状態で「杉本将」という人物を見るわけです。
なので「僕ってそんな立派な人間じゃないのになあ…」とどんどん苦しくなっていきました。
バスケに関しても、「背がでかい」から高学年に見られ、練習や礼儀関係のことだってできて当たり前。
逆にできないと「なんでできないの?」っていう状態でした。
(これが前述した魚住の心境とシンクロします)
当時の僕は周囲の期待に答えようと必死でした。
ただ、「自分らしさ」っていうよりはみんなが期待する「杉本将」になっていった気がします。
そして基本が「減点方式」なのでテストで70点をとっても「30点も間違えたんだね。」
90点取ったって「10点間違えたのね」って感じになります。
70点も取れたんだ!
90点も取れたんだ!!すごいね!!
っていう言葉が欲しかったんだと思います。
僕はミスを恐れ、ミスした(点数の悪いテスト)などを机の一番下の引き出しの裏側につっこむようになります。(そして敢えなくバレます)
兄二人は勉強もできて優秀。そして親の言うこともしっかり聞くときて
「お兄ちゃんたち二人はできたのになんであんたはできないの」っていうまたまた親からの期待とのギャップが。(この時期って比較されるの嫌ですよね)
この頃から天邪鬼杉本が爆誕し、「やるな」と言われたことをやり、「やれ」といわれたことをやらなくなります。
まあ単純に拗ねていたんです。笑
なんでもっとイージーなことに誉めてくれないんだよ!って。
頑張ってるのを認めてくれよ!って。
プラスのギャップを求めて
・良い子をやめます。
・言うことなんか聞きません。
・勉強しててもしてないと言い張ります
・クールぶってみます
・先輩ヤンキーと絡み、怖い人キャラを作ります
こんな単純な思考パターンが思春期らしいと思うんですが、
これをやりだしたことでたまにやる善行や笑顔が効果的なギャップとして働くようになりました。
良いやああぁぁぁん!!
生きやすい!!
ってなるんですがそもそも無理していたので長くは続きませんでした。
結果的に中学時代には内申点は下がるし、生徒指導の先生には目を付けられるし、なんなら他校からの乗り込みもあるし。
そこで気付くんですね。
自分磨くしかなくね?
前述した通りなんですが、ともかく地道に頑張ってみようっていう想いに急に駆られます。
これは正直高校受験中も覚醒せず(泣)、大学時代にようやくこの思考になってきます。
※中学時代に「プリケー(プリペイド携帯)」が普及し、親に内緒で購入していた杉本は自分の顔面偏差値の低さを補うために「こまめ」に連絡を取ることで彼女を作ることに成功します。
以降、イケメンにはないマメな連絡や相手の悩みや話を聞く、なーんてことに注力をしはじめ覚醒の狼煙が上がり始めたのです。
結局の所、大学時代に獲得したスキルや資格で僕らの業界では社会にでたらまず戦うわけです。
僕はその時に、自分自身が商品となるこの業界において、どれだけ付加価値をつけられるかということに没頭していきます。
なので
・見た目無愛想(根は人見知り)
・体ゴツい
・チャラそう
という当時の自分を
・見た目無愛想(根は人見知り)→からの超絶笑顔
・体ゴツい→人力車とラフティングで予想超え
・チャラそう→しっかり勉強して技術もある
こんな状態にもっていくことで、自分をより高める努力というものに喜びを感じるようになります。
そして今までの自分の考え方を改めるようになりました。
良い評価を楽に貰おうとして上がっている評価を一旦おとしてから上げに行くのは正に非効率。
正直ハードル下げたいので謙遜しまくって自分のハードルを上げないようにしていた時期があったんですが、それによってせっかくの仕事のチャンスを逃してしまいました。
…正直僕の人生は失敗ばかりです。
ただ、失敗して検証して修正して…の繰り返しで今の僕がいるのです。
七転びしても八回起き上がればそれは失敗じゃない。
そう思えるようになったんですね。
自分の人生。自分で価値を落とすなんて馬鹿げたことはやめましょうね。
高める。高める。高めていくのみ!!
さいごに
いかがだったでしょうか?
相変わらずなんですが、僕の闇の部分や厨二病の部分はこんな感じでどんどん晒していこうと思います。ハードルを下げる目的ではないんですが、完璧にできる人よりも試行錯誤して成功した人の方がリアルだし、親近感も沸くと思います。
人間味、ではないんですがこういう雑味がまた人間の魅力をあげていくように思います。
2度ない人生。悔いなく過ごして生き抜きましょう!!
最初のツイートにあった「誰かが評価する自分」に囚われなくていいんです。
一回ガッカリさせてあるならハードルは下がっています。
むしろ次回は爆上げのチャンス!!
なんでもポジティブに変えてプラスギャップをどんどん積み重ねていきましょうね🙆♂️
ではまた!